知らない人とも通信容量をシェアできるアプリです。
自分の周りに通信容量が足りない人と通信容量を余らせている人がいたので、両者をマッチングさせるアプリがあれば便利だと思い開発を始めました。
サービスとしては、通信容量を提供するとポイントがもらえる仕組みです。
アプリ開発と同時並行でユーザーインタビューも行い、サービスの改善を繰り返しました。
プロトタイプ
ニーズやユーザーからの評価を知るために、2週間ほどでプロトタイプを作成して友人や専門家に見てもらいました。
実装

スマートフォンの基本機能であるテザリングを使って、知らない人の通信容量を借りて通信する仕組みを作成しました。
- もらう側→通信容量が足りない人
- あげる側→通信容量を余らせている人
として説明します。
概要
事前準備として、あげる側は、自分の端末にテザリング接続してもらうために必要なSSIDとパスワードを登録しておきます。もらう側の事前準備はありません。
もらう側が接続したいと思ったときに、アプリの「接続ボタン」を押すと、アプリが自動で近くのユーザーを発見して接続してくれます。
このとき、もらう側からあげる側のパスワードを見ることができないので、知らない人とでも安心してテザリング接続ができます。
デモ動画
ユーザーインタビュー

新たな気づき
NTTBP, Docomo, Panasonic Connect, wii2, iLand6など通信関係の方々に連絡をとってピッチをさせていただいた結果、自分たちでは思いつかなかった活用法や課題が見えてきました。
活用法
災害時、ある会社の基地局が使えないときに、このアプリを使えば別の会社の回線を借りて通信ができる。
「熊本地震の時は、通信キャリアの担当者がモバイルルータを山の上に運んでいた。ほぼ、ボランティアになっていて大変だった。」
という現状を教えていただきました。
課題
法律的に怪しい。
「通信容量を提供した人にポイントを上げてしまうと、電気通信事業者として利用者が申請をする必要があるかもしれない。」
と専門家ならではの視点で助言していただきました。
今後の展望
サービス面
法律的にクリーンな活用法に変える

通信容量を提供した見返りをポイントではなく、「通信容量を提供してもらえるチケット」に変更する。
家族間で、そのチケットを譲渡できたりすれば需要はあるのではないか。
実装面
テザリングではなく、P2P通信によって通信容量を共有できるようにする。

提供した通信容量を把握し、それに応じた報酬を与えることができるようになる。
